マルチョウエンジニアリングのラダー型電源ケーブル（長さ1.2m、N型10アンペア仕様）最後の在庫です。私がこれまで出品した電源ケーブルのなかでは最高のリファレンス性を持つ逸品で、我が家のリファレンス電源ケーブルに限りなく近い仕様です。
両端のプラグはフルテックFI-11M(Cu)とジョデリカETP-320CUという無メッキ仕様で、ティグロン社にて最新のHSE Grande処理を施してあります（HSE処理済みチップ付き、裏面にGrande丸マーク3個あり）。2022年5月より導入されたこの新HSE処理には様々な効果があるのですが、主な効果は「超高域の歪み成分の低減」と「情報量の増加」で、私は前者の効果を特に気に入っています。
目立つ傷のない美品で、タバコ臭や香水柔軟剤臭もありません。ノークレームノーリターンでお願い致します。
※両端プラグのステッカーが剥がしてあるのは、ステッカーがほんの僅かですが音質に影響するからです。また、マルチョウさんのケーブルには、ケーブル型番が書かれたゴムテープが2つ巻かれているのですが、これはさらに音質に影響がありますので、そのうち1つを剥ぎ取ってあります。ご了承下さい。

【追記】
画像2の中央手前にある黒いパーツは、おまけのフルテック製ステンレスクランプです。オス側フルテックプラグの根本に装着されている樹脂製クランプを、このステンレスクランプに交換することで、音質の変化が楽しめます（交換はプラスドライバー1本で可能な簡単な作業です）。オーディオでんき堂スクェアやオーディオ評論家の鈴木裕氏はこちらのステンレスクランプの音質を好むようですが、私は樹脂製クランプの音を基準としていますので、標準装備は樹脂製クランプにしてあります。
★FI-11M(Cu)＋樹脂製クランプの音質傾向中域重視のナチュラルな音質傾向です。音の質感は標準的で、低音もしっかり出ます。高域は無理をしていない傾向ですが、伸びきってないというわけではありません。★FI-11M(Cu)＋ステンレスクランプの音質傾向樹脂製クランプに比べ、帯域バランスが僅かに上へとシフトします。超高域が伸びたように聴こえ、音場空間も広がります。また、音像のフォルムがしっかりし、打楽器のアタックが鮮明になります。しかし、音像の輪郭がやや強調された表現になりますので、質感のナチュラルさは失われます。システム環境や聴く音楽によっては、こちらのほうが好結果になることもあるでしょう。
※参考マルチョウケーブル部のみ フルテックプラグFI-11M(Cu) フルテックステンレスクランプ（単売サービスパーツ） ジョデリカプラグETP-320CU HSE Grande処理（最新処理） 総額 約6.5万円程度